中山道 武佐から草津宿
中山道の続きを歩きに出かける。
家を出るのにもたついて遅くなり、近江鉄道武佐駅に着いたら11時。
こんな遅いのは初めてだが、前回終えた駅前からスタ―トする。
今日も風が強く寒い日である。駅の先で踏切を渡り、
道はほどなく国道8号線に合流する。
ここから旧道は国道と小刻みに合流しながら西へ進む。
馬淵町で国道を離れると、真直ぐに日野川へと向かう。
道はいろいろ枝分かれするが、いずれも先の横関橋に繋がる。
直進すると突き当たりが日野川の渡し跡。荒れた休憩所がある。
戻るように土手の未舗装道を行くと橋に出る。
渡ってすぐ通行禁止の鎖がある対岸の土手道を行く。
国道と旧道を交互に行くと鏡の間の宿。
国道沿いに宿跡の立て看板が並ぶ。ここは義経元服の地。
町中に幟がはためく。
鏡神社の義経烏帽子掛け松、義経元服池、などみて行くと
平宗盛塚の案内板。
雑木林の細い道を入っていくと平家終焉の地の説明板と墓がある。
説明は長くなるので省きますが、
ここで平家最後の総大将宗盛が首をはねられたとのこと。
国道を行き、淨勝寺前で旧道に入る。
ここからは旧道歩きが堪能できる。
桜生から野洲に入り朝鮮人街道を分けるが、道標はすぐ先の
蓮照寺の境内にある。
JR琵琶湖線をくぐり野洲川を渡ると守山宿に入って行く。
あまり見所もない宿だが、宿先に東門院守山寺がある。
立派な仁王門と本堂を見て、久し振りに般若心経を唱えた。
今宿一里塚をみて先を行くと大宝神社。
鳥居横の公園に
芭蕉句碑「へそむらのまだ麦青し春のくれ」がある。
芭蕉全句にはない、存疑不明である。
しばらく先で川を渡り小さなトンネルで線路をくぐる。
複雑に折れ曲がる道を地図に従って行くが、
他の道でもすぐ先で合流する。
線路沿いに戻り高架の県道をくぐるとカラー舗装の旧道に入る。
すぐに草津駅前、15:45に通過。
ナカマチ商店街のアーケードをぬけ、
草津川のトンネルをくぐると東海道との追分に出る。
角に「右 東海道 左 中山道」の道標。
久し振りの再開だがここから先はかって歩いた東海道だ。
引き返して草津駅に戻る。16:00 草津駅に着く。
これで近江路の中山道は歩き終えた。今日はチト忙しすぎたわ。
詳細=武佐から草津宿
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