お多賀さん
いつも通り過ぎるだけの多賀の町だが
久し振りに多賀大社に行った。
伊勢神宮の親神として知られる
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と
伊邪那美命(いざなみのみこと)の
2柱を祭神とする、延命長寿・
縁結びの神様である。
いまさら縁結びでもあるまいが、
延命長寿はお願いしたいところだ。
さすがに平日は閑散としていて参拝客もまばらだ。
丁度平成の大造営中とかで入口は工事中。
仕方がないことだが、
やはり神社仏閣の修理は様にならんわ。
しかし表参道の絵馬通りは、
古い連子格子の建物と新しい建物が違和感なく建ち並び、
落ちついた通りである。
歩きついでに胡宮(このみや)神社まで行ってみる。
突当りを名神高速に沿って行くと
「ようこそお多賀さんへ」の歓迎板。
右手が名神・多賀SAである。
裏側からSAに入ることができる。
当然SAから多賀の町を散策する
こともできるわけだ。
散策路は名神SAの中を通る雑木林の道を行く。
金網の一部が開けられていて神社の横に出た。
ここは神仏一体で神社と寺社が一緒にあったようだ。
胡宮神社は
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、
伊邪那美(いざなみのみこと)
事勝国勝長狭命(ことかつくに
かつながさのみこと)の三柱を
祭神とする神社。
天台宗敏満寺とともに栄えました、とある。
写真の拝殿の後ろに本殿がある。
拝殿の下に敏満寺の金堂跡。
大鳥居の先、名神の高架下に仁王門跡の石碑が建っている。
説明では名神のSAまでが境内だったとあるが、
これってすごいで~。
ここからさらに4キロほど先の大瀧神社まで、
行って戻るコースが多賀三社まいりだそうだが?
残念ながら今日はここで戻った。
胡宮神社には立派なもみじの木が多い。
紅葉のときにぜひ一度来てみたいところだ。
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