中山道・加納宿から鵜沼宿
鵜沼の芭蕉句碑を訪ねてついでに中山道を歩く。
岐阜駅から少し南に下がり、中山道加納宿に入る。
途中に「皇女和宮御仮泊所跡」 がある。
徳川家茂に嫁ぐ「内親王和宮」が中山道を
通り江戸に向った途中、ここ加納宿の
本陣で宿泊し、そのとき詠んだ歌碑が建つ。
中山道と皇女和宮。
切っても切れないね~。
ここも城下町。
お馴染に道はカギ状に細かく曲る。
見落とした番所跡、道標もあった。
宿を抜けると後はただ鵜沼宿まで何もない道を歩くだけ。
切通、蔵前、各務ヶ原と行き、三柿野で国道21号に合流する。
すでに32度の国道歩き。
この国道歩きはきついわ~~、死にそう!
何でこの暑いのに歩くの?と言われても、なんだろう?
歩きたいから?
おがせでようやく国道から離れる。
旧道から鵜沼宿への高台に入ると、右に犬山城、
右前に成田山不動尊、モンキーパークの観覧車が見える。
しばらくで芭蕉句碑が建つ
「二ノ宮神社」の角に着く。
小広場に4基の碑が建つ。
あまりにも多いので驚いたが
「説明板」にはここは芭蕉がよく通ったところとある。
なら、当然かも。
芭蕉は貞享5年8月11日美濃を出発して更科の月見に赴く。
「更科紀行」の旅である。
新旧暦は違えども同じ8月11日。
平成の芭蕉も美濃を出た?
さてこの後はどうなるか?わが身自身分からない。
句碑のなかの一つ「更級紀行首途の地
送られつ送りつ果は木曽の秋」。
秘かに更科紀行を歩きたいと思っている自分には
この碑は嬉しかったが、
そうか?鵜沼が出発地だったのか。
再び芭蕉を歩く旅。
そのきっかけをとりあえずつくって
「うとう峠」の手前から新鵜沼駅に出る。
詳細=中山道 加納宿から鵜沼宿
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