「うだつのまち」美濃市散策
和紙とうだつ そしてあかり 文化の創造
岐阜県美濃市2006
城下町誕生 400年
これが今年の美濃市のパンフのタイトルである。
うだつの上がる町で有名な美濃市。
小さな町並みだが城下町である。
市のHPには
”慶長5年(1600年)関ヶ原合戦の功により徳川家康から
この地を拝領した金森長近は、小倉山城を築城、
慶長11年(1606年)頃に現在の町割りが完成・・・”とある。
写真はその小倉山展望台から撮った町の中心部である。
うだつをみて町並みをただ歩くだけなら30分もいらない。
資料館やあかりアート館を見学し、
長良川にかかる最古の近代つり橋といわれる
美濃橋を渡り、上有知(こうずち)の川湊灯台、
小倉山などをゆっくり廻っても2時間ほどだ。
なんと言っても国指定重文の小坂家。
安永元年(1772)の建造で
うだつ造、むくり屋根は珍しく。
また、うだつ軒飾りも鬼瓦がなく
上に乗っかった、とりぶすま、
人の字に似た破風瓦、その下の懸魚(けぎょ)も
簡素なものであるとパンフにある。
ちなみにこれも初めて見たが、並び立つ二つのうだつ。
このうだつ軒飾りと比べてみればよく分かる。
こちらは古川家と平田家の並びうだつ。
とりぶすまの下の鬼瓦、破風瓦、懸魚も
装飾が立派で豪華なものである。
これだけうだつの上がる町並みを見るのも
初めてだが、ここは美農和紙の町。
これもまた楽しみの一つ。
愛知万博にもあったがあかりアートの和紙灯り。
見学できるのは美濃和紙あかりアート館。
和紙のぼんぼり?にともる、ほのかな灯りに気持ちが和む。
しばし気持ちを癒しながら、館内をみていく。
灯り?、コンテストで入選した作品も
展示されて、なんとも不思議な闇の
世界を作り出している。
灯り一つにそれぞれ作者の想いが
こめられている。
ここから小倉山、日本最古といわれる近代つり橋美濃橋、
川湊灯台」とみて駐車場に戻る。
ほんの短い時間だったが美濃の小都市。
うだつの上がる美濃の町並み散策し、
地酒を一本買って帰る。
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