三岐鉄道北勢線
「黄色いガタンコ」の三岐鉄道北勢線に乗りたくなり
桑名星川駅に行く。 近くにあった坂井橋駅を廃止して
新しい構想で造られた駅で、
駐車場と駐輪場を備えた全自動改札の駅である。
近鉄から引き継いだ三岐鉄道が着々と
駅の統廃合を進め、
乗客増を狙ってこうした駅造り(改修も含め)を
行ってきたようだ。
乗客数も増えているといった記事を以前読んだ気がする。
別に北勢線を持ち上げるつもりは無いが、
地元の鉄道が地元の人たちの足として、
使い易い鉄道になるのは大いに結構なことである。
特に行く場所も無く来た電車に乗ったが、
下りのこの時間(朝10:00)は乗客も少なく
車内はガラガラだ。
窓から雪化粧した鈴鹿山脈の峰々を眺めていたら
何故か山芋が食いたいと思った。
急遽、いなべ市の大泉駅で降りる。
ここには朝市「ふれあいの駅うりぼう」がある。
駅に隣接するというより「うりぼう」そのものが駅みたいなもの。
大泉よりこちらの方が有名かも?。
本物の自然薯はなかなか無くて、
藤原町の朝市まで出かけなくては手に入らない。
ここには時期になると栽培の山芋が出てくる。
なかから一応じねんじょと書いてあるのを買う。
帰りまで時間があったので
周辺を散策する。
この辺りは田園が広がり、
鈴鹿山脈全体が眼の前に
連なって見える。
特に竜ヶ岳の大ガレや、
藤原岳の削り採られた山肌に積もった雪が
青空に映えて美しい。
駅まで戻り、雪の竜ヶ岳と藤原岳をバックに走る
黄色いガタンコ電車を撮った。
澄んだ空気を思い切り吸って
山芋を背負って帰る。自然だな~。
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