新城の芭蕉句碑
新城にある芭蕉句碑を訪ねて出かける。
豊橋から、前に「青春18切符」で湯谷温泉から
乳岩峡に行ったとき以来の飯田線に乗る。
芭蕉は奥の細道の旅を終えてから2年半ぶり(元禄4年9月末)に、
江戸への帰途に就いている。
途中新城の門人大田白雪の案内で鳳来寺に行っており、
鳳来寺に句碑があるのは知っていたが、
新城にも句碑があるのは知らなかった。
芭蕉全句によると新城では2句詠まれている。そのうちの1句である。
新城駅から南に少し行き、県道を右に取り直進する。 市民病院を過ぎると右に庚申寺の小さな本堂が見える。
県道のすぐ傍に道に向って立派な花崗岩の句碑が建つ。
句は「京に飽て此こがらしや冬住居」。
句集には前書きに菅沼亭とあり、
新城城主菅沼氏を詠んだ句で
亭主への挨拶吟とある。
県道を戻って、
駅前を過ぎ中町の先で左に曲ると
永住寺がある。
新城の俳人、太田白雪の菩提寺で、
重厚な山門の傍にまだ新しい白雪の句碑が建つ。
それでも昭和35年建立とある。
句は「山雀(やまがら)の胡桃まはさん雪の宿」。
次の電車まで時間があったので町中をぶらつく。
町中を一周するが何も見るところが無い。
鳳来寺まで行こうかと思ったがバスの便が悪く断念する。
« 千代保稲荷と自然薯 | トップページ | 雪景色 »
「歩く・芭蕉」カテゴリの記事
- 鹿島詣(2012.07.26)
- 芭蕉更科紀行・善光寺(2008.06.05)
- 芭蕉更科紀行・続信濃路(2008.06.03)
- 芭蕉更級紀行・信濃路(2008.05.30)
- 芭蕉を歩く・中山道木曽路(2008.05.28)
コメント
« 千代保稲荷と自然薯 | トップページ | 雪景色 »
昨日は千代保稲荷で、今日は新城?!
♪犬はよろこび庭駆け回る~好好爺は元気ですね~!
♪ネコはこたつで丸くなる~私はひたすらインドアです。
投稿: 恵美 | 2005年12月16日 (金) 23時54分
家に居ても寒いから。
同じ寒いのなら外に出ていた方がいいかな~なんて?。
名古屋~新城ゾーン切符が往復1900円て知ってた?。
通常片道1620円。切符買うとき初めて知った。10/1~新発売。
なんだか得した気分。実際に得々切符でした。
投稿: 好好爺 | 2005年12月17日 (土) 10時10分