濃州道Ⅱ
前回阿下喜で中止した濃州道の続きを歩く。
阿下喜巡見道との合流点から再開する。
本町通りを北に200メートルほど行き左折、
古いたたずまいの残る西町通りを西に向う。
国道306号線を鎌田の信号で横断する。
まっすぐに行き鎌田橋を渡り、
藤原町に入ると員弁川を野尻橋で渡る。
南面を削り取られた痛々しい藤原岳が眼前に迫る。
春日神社の角を右にとり一旦国道に出て、
少し先の信号で横断し県道107号に入る。
川合の集落で県道を離れて川合橋を渡り、
徳円寺前で左の坂道を行く。
この辺りは街道の面影が残って楽しい歩きだ。
左手に県道がみえてくると、
先の道脇に式内社猪名部神社の鳥居が建つ。
川合から日内に入る。
右に大きくカーブする
県道から離れて
直進すると日内の集落である。
ここも街道の面影が色濃く残り、
すぐに長尾の集落になる。
突き当たりのような四つ角の隅に道標がある。
正面に「左 本郷 右 上相場」、
左側面に「左 立田 時 関が原」と刻まれている。
左に道なりに行き少し広い道を横断し、
員弁川の堤防を少し歩く。
小さい橋を渡り本郷の集落へ上って行く。
細い道が続く集落のなかで、広くみえる県道を斜めに横切り、
大きくカーブして街道は延びる。
再び県道に出ると、南北に走るもう一つの 県道614号を横断する。
左に本郷社をみると山口に入る。
しばらく田んぼのなかの道を行く。
左には藤原岳が大きく迫り、
右は員弁川に沿って畑が続く。
ススキの穂はまだ元気で太陽の光に輝くいている。
正面に大きな常夜灯が見える。
過ぎるとすぐに八幡神社があり、
その先で左からくる巡見街道と合流する。
阿下喜からおよそ10キロ、
2時間の歩きである。
帰りは巡見道を行く。
途中の下野尻で濃州道に出て阿下喜まで戻ることにする。
合流地点から坂本に向って巡見街道を行く。
国道306号を横断し山口から坂本へ出る。
聖宝寺のある坂本、大貝戸と
藤原岳の登山でお馴染の道を行く。
西野尻駅前から下野尻に出る。
巡見道は「妙宗寺」の前を直進して先に延びているが、
濃州道へはここを左折する。
すぐに春日神社の前で濃州道に合流する。
朝来た道を阿下喜まで戻る。
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