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2005年9月17日 (土)

佐屋街道

久しぶりの東海道歩きに刺激されたわけでもないが、
「愛・地球博」に行くのをやめ 
宮から桑名までを歩くことにする。

宮の東海道道標から国道1号線を高架橋で越え、
19号線を北上する。
新尾頭の交差点手前の細い道を左に入ると妙安寺がある。
ここに芭蕉句碑が2基あると言う。
「時雨塚 此うみに草鞋すてん笠しぐれ」と
「鴨塚 海くれて鴨の声ほのかに白し」だが時雨塚は確認できたが
鴨塚はわからない。先を急ぐ。

09sayakaidou011_1 戻ると少し先の金山新橋南交差点の角に
「佐屋路」の道標がある。
道を左にとり佐屋街道に入る。
尾頭橋を渡り西斜め上に向かって
ほぼ一直線に進む。
尾頭橋商店街から新幹線をくぐり、
八幡本通りから
中川運河を長良橋で渡り、
烏森であおなみ線と近鉄名古屋線の高架をくぐる。

かっては開かずの踏切だったがようやく高架化が完成し、
渋滞も解消されたようだ。駅も綺麗になっている。

豊国通6丁目の交差点を横断すると岩塚宿に入る。
庄内川の堤防まで一直線の宿道が続く。
庄内川を万場大橋で渡り左に折れると、
右下に渡船場跡があり常夜灯が残る。

ここから万場宿に入る。
宿を抜け名古屋高速をくぐり、新川を工事中の砂子橋で渡り、
高札場跡の標柱をみて左折する。
東名阪道をくぐり道なりに右にカーブして行く。
小さな橋を渡り左折し、先の西条交差点で県道68号に入り西進。
七宝町を通り抜け西尾張中央道を越えると09sayakaidou036_1 右に神守一里塚がある。

五女子、岩塚(現存しない)、千音寺、
津島(現存しない)
各一里塚のうち唯一残された
一里塚である(左塚はない)。
ここから神守宿に入り神守長下町で右折、
静かな宿町を少し行き左折し
再び県道に合流する。

工事中の日光橋を仮設歩道橋でわたり、
津島市役所付近で南に一筋の側道に入ると
埋田の追分になる。

09sayakaidou045_1 道標の先に「津島神社一の鳥居跡」碑、
2基の「常夜灯」と「石の鳥居」の
下半分が残っている。
ここから佐屋路は南に下るが今はない。
この先も寸断、消滅している箇所がある。
少し先を左折し南下する。
市民病院を過ぎ愛宕町4丁目の先で
愛宕神社の裏道を回り込む。

県道を横断し細い路地を抜けた先で斜め右に入る。
そのまま南下して佐屋北保育園の先で右折、
名鉄尾西線を越え内佐屋を左折し、
傍らの「佐屋海道此」碑をみて1キロほど南下し
須依交差点で右に折れると佐屋宿の中心に入る。

09sayakaidou057_1

左脇の「くいな塚道標」の道を少し行くと
「水鶏塚」があり、
奥に「水鶏鳴と人の云へばや佐屋泊 芭蕉翁」
の碑が建つ。

09sayakaidou065_1 戻って先に行くと
「さや舟場道」道標と
「代官所跡]碑があり、
道を越えた公園の脇に
「佐屋三里之渡跡」の
碑が建つ。

佐屋路の終着地である。
ここから桑名へは川を3里下る。     詳細 佐屋街道

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