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2005年9月12日 (月)

名古屋の東海道

 09toukaidounn006_1              

近江の芭蕉めぐりに刺激されて
鳴海に出かける。
名古屋と鳴海は
芭蕉がたびたび訪れた地であり、
句集「冬の日」が生まれたところである。



鳴海まで行くならついでに
名古屋の東海道を歩こうと思いつき有松から歩き始める。
有松絞りの暖簾がかかる古い町並をみながら鳴海宿に入る。
旧道沿いにある誓願寺には日本最古の芭蕉供養塔と
芭蕉堂がある。
寺からしばらく行った先の右手の丘に千句塚公園があり、
案内標識で右に細い急坂を登っていくと、
公園の片隅に
”芭蕉存命中に建てられた唯一の「翁塚」”と案内板にある
「千鳥塚」の小さな碑が建っている。

09toukaidounn031_1 旧道に戻り天白川を渡ると「笠寺一里塚」がある。
市内に残る唯一の「一里塚」だそうだ。
そこからすぐに笠寺観音に着く。
境内に2基の句碑があり、それぞれ千鳥塚、
春雨塚と刻まれた新しい石標が建てられている。
句は「星崎の闇を見よとや啼千鳥」と
「笠寺やもらぬi岩屋も春の雨」である。

本笠寺の踏切を越え右に行くと呼続に入る。
道はきれいに整備されている。
山崎川を渡り左に折れるとあとは真っ直ぐ「宮の渡し」に向かう。

              09toukaidounn041_1  
宮周辺の整備された旧道を
散策気分で歩きながら
国道247号を高架で越える。
大賑わいの蓬莱軒本陣
(人が道まであふれ若者が多い)
を見ながら堀川の方に行くとすぐに
「宮の渡し」に着く。

帰りは熱田神宮に参拝し、
境内の「宮きしめん」で遅い昼食をとったあと、
地下鉄で久屋大通公園に行く。

テレビ塔の下、
北側の一角に「蕉風発祥の地」の碑が建つ小広場がある。

                  詳細 名古屋の東海道

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» 蕉風 [酔うて候]
此処は名古屋、テレビ塔直下。桜の頃ならキレイだが、 今や夕暮れともなれば、一掃 [続きを読む]

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