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2023年12月 4日 (月)

幻の鉄道”五新線”を歩く

奈良県五條市の五條駅から和歌山県新宮市の新宮駅を結ぶ
鐡道路線として計画された「五新線」。
1959年(昭和34年)に五條駅から城戸(じょうど)までの路盤が完成。
しかし、諸事情により、バス専用道として先行開業します。
その後も工事が進められますが、1982年(昭和57年)に工事は凍結され、
そのまま線路が施設されることもなく計画は断念され
2014年(平成26年)9月にはバスの運行も終了すると、
そのまま使われることもなく”幻の鉄道 五新線”となり路盤は立入禁止に。

今回、期間限定で特別に通行が許可され、旅行各社がウオーキングツアーを企画、
普段は立入禁止で歩くことのできない道が歩ける貴重な企画に参加しました。

五條市観光交流センターでの手続きを済ませたあと
ウオーキングスタートの城戸バス停まで移動。

Goshinsen01
”幻の鉄道 五新鉄道”
その気にさせられてスタート!気持ちはもう五新線の廃盤路に ^^;

Goshinsen02
すぐに第一チェックポイントの黒淵トンネルですが、
すでに一つの橋梁を通っていて、ここから残り四つのトンネルと、
八つの橋梁を渡って行きます。

Goshinsen03
渡る川は丹生川

Goshinsen04
路盤に残るバス停留所の建物にバス路線だったことが伺えます。

Goshinsen05
山深い川に架る橋梁から

Goshinsen06
山里の近くに残るバス停に残る紅葉に
秋を感じながらのウオーキングです^^

Goshinsen07
この看板がかってのバス路線だったことを教えてくれます ^^

Goshinsen08
崩落の恐れありとかで今回唯一通れなかった生子(おぶす)トンネル、
右に迂回して山里の中から行動を迂回して行き

Goshinsen09
トンネルの先で旧路盤に戻ります。
この辺りはまた違った里内の風景を楽しみながら・・・

Goshinsen10
五條市街地が見えると旧路盤は終わり町なかへ。
朝の手続きをした五條市観光交流センターに立ち寄り最後のチックを済ませ

Goshinsen11
渡る吉野川の大川橋

Goshinsen12
すぐに新町通りに入り、
ゴールの五條市民俗資料館(長屋門)へと向かいます。
重伝建の建物が連なる新町通は”旧紀州街道(伊勢街道)、
五條市の観光目玉 ^^楽しめます。

Goshinsen13
その新町を横切るように残る”五新線”の橋梁
ここから北へと続いていますが

Goshinsen14
途中で国道24号線で分断され、その先に残るのが最後の部分。
ここはルート外でしたが最後の出口?まで行きゴールしました ^^;

五新線そのものはほゞ10kmほどの行程ですが、
今回は江戸時代の町並みが残る新町通りもコース内 ^^
併せて約13kmほどのウオーキングでした。    📷 2日

2023年11月30日 (木)

諸戸氏庭園 秋の公開

桑名市にある諸戸氏庭園
江戸期の庭園を明治期に整えられたという名勝庭園(重要文化財)ですが、
秋は紅葉の名所として知られ一般公開されます。
公開時期はすでに今週末まで、紅葉が見ごろとのことで出かけました。

大規模な改修工事がほゞ終わってから初めての訪問 ^^

Morotogarden01
大門から

Morotogarden02
御殿前の前庭に色づく紅葉を見ながら

Morotogarden03
推敲亭(すいこうてい)から菖蒲池のある庭園へ

Morotogarden04
この辺りは江戸期以前に作庭されたという名勝庭園
紅葉はドウダンツツジとモミジが主 ^^

Morotogarden05
Morotogarden06
巨木の多い庭園の木々ですが、モミジもまた巨木で
色づいた木々が見事です!

Morotogarden07
黄葉も混じる庭園の東側

Morotogarden08
藤茶屋を抜けて菖蒲池から 神祠周辺へ

Morotogarden09
庭園西側にある推敲亭が見えるとその裏手にある

Morotogarden10
御殿前の池庭(重要文化財・名勝)に出て庭園をひと回り。

今年も見事な紅葉と名勝庭園が楽しめました。
一般公開は12月3日(日)まで ^^;   📷29日

2023年11月20日 (月)

熊野古道 八鬼山越え

今年も「おわせ海・山ツーデーウオーク」に参加 ^^
昨年の馬越峠で熊野古道歩きが忘れられず、
今回は”八鬼山全踏破コース”を選んで14年ぶりの八鬼山越えでした。
今回もスタートは三木里側から山を越えます。

アプローチは大会関係者の心使いか?三木里ビーチ周りで古道へ戻り、
”名柄の一里塚”からです ^^;

Yakiyama2301
案内板と一里塚石標ある”名柄一里塚”跡
すでに石畳の道が始まっていますがこの辺りはまだ導入部 ><;
しばらく歩くと「三木里登山口」があり八鬼山道のスタートです。

忘れられない以前の記憶がよみがえる石畳と急階段の道 

Yakiyama2302
すぐに”明治の道”分岐
言葉もなくあえいで登った14年前、
年月が我が体力の衰えをさらに感じながら急坂を行きます ><;

Yakiyama2303
途中からストックに頼り上り続けてようやくついた「十五郎茶屋跡」
しばしの休憩!

さらに登り続けて・・・もう勘弁!と思う頃

Yakiyama2304
八鬼山絶景の”さくらの森広場”に到着 ^^;

Yakiyama2305
眼下に広がる熊野灘と九鬼町の町並み、
左には志摩半島ですが・・・この日は霞んでいました ><;

ここで昼食タイム、この日はゆっくりと時間をかけます ><;
少し疲れを癒して(年には勝てません ^^;)下ります。

Yakiyama2306
すぐに八鬼山峠、明治の道分岐に、
八鬼山山頂は左手上になりますが通過 ><;

Yakiyama2307
新しく建て替えられた「荒神堂」と”荒神茶屋跡”です。

この先峠が続きますが

Yakiyama2308
九鬼への道標が建つ九鬼峠
この後本格的な石畳?の下り道を迎えます。

Yakiyama2309
”蓮華石と烏帽子石”を見て、
苔むす石畳の道を慎重に下って行きます。

Yakiyama2310
”桜茶屋一里塚”跡の案内板と一里塚跡
ここから20分ほど下ると八鬼山最大の難所といわれる”七曲がり”

Yakiyama2311
道を曲がるたびに設置されている「曲点」の石標を見ながら

Yakiyama2312
280mの石畳を下りきって振り返っています ^^;
あとはいろんな案内板を見ながら尾鷲側の登り口へと下ります。

  Yakiyama2313
八鬼山を下りきって、尾鷲市街地を抜ける古道への曲がり角、
ここに「尾鷲節の道標歌碑」があります。
”まゝになるならあの八鬼山を 鍬でならして通らせる”

熊野古道はここで大きく左へと曲がり、尾鷲地を抜けて馬越峠へ向かいます。
峠を結ぶ道しるべ ^^ わが身は道を右にとり、
ゴールの「熊野古道センターへ」を目指しました ^^  📷 19日

2023年11月12日 (日)

紅葉めぐり 加賀山中温泉から那谷寺

福井県越前町から鯖江・一乗谷・永平寺と山間部を走り抜け、
途中の紅葉スポットを楽しみながら最終目的地は加賀の山中温泉でした。
山中温泉と那谷寺は何度か訪れていますが、
かって芭蕉「奥の細道」を歩いた時の思い出のところ ^^

紅葉の時期に同時に訪れるのは初めてでしたが、
山中温泉といえば鶴仙渓ですが、ここまた芭蕉ゆかりの地でもあります。
まずは「医王寺」からスタートしました ^^;

Eyamanaka01
境内の紅葉は・・・まだ”色づき始め”ということで
芭蕉句碑です ^^;

Eyamanaka02
奥の細道の途中9日間逗留したときの吟

” 山中や 菊は手折れじ 湯の匂い  芭蕉 ” (奥の細道)です。

温泉街に戻って「黒谷橋」の”芭蕉堂”から鶴仙渓遊歩道ですが、
この日の紅葉はまだ染まり始めでしょうか?色づきも今ひとつ ><;
で、散策はこおろぎ橋まで行き、あやとり橋まで戻ります。

Eyamanaka03
温泉街から”こおろぎ橋”への道沿いにある芭蕉句碑を確認
”かゝり火に 河鹿や波の 下むせび  はせを ”

Eyamanaka04
”こおろぎ橋”と

Eyamanaka05
橋の下からの紅葉
ここも人気スポットですが、見事なグラデーションにはまだ ><;

遊歩道を戻り

Eyamanaka06
川床周辺や”あやとり橋”下もまだ見ごろ前と、ちょっと残念でした。

あやとり橋から温泉街へと戻りますが、
その途中に 「芭蕉の館(泉屋跡)」があります。

初訪問です ^^ 

Eyamanaka08
「奥の細道」で芭蕉が泊まったという「泉屋」に隣接する
古宿 の扇屋別荘を改築したという建物。

Eyamanaka09
Eyamanaka10
その庭園の紅葉が綺麗に色づいて、ここだけは見ごろでした。

   ~~~~~

翌日は山中温泉を後に越前加賀の紅葉めぐり最後の「那谷寺」です。

Enatadera01
ここは紅葉もさることながら、やはり”奇岩遊仙境”でしょうか?

Enatadera02
以前は何度か歩いた磐道 ですが、
残念ながら今は立入禁止になっていて歩くことはできませんでした ><;

Enatadera03
あとは境内の散策!
平日というのに人の多さにビックリ!さすがに人気の那谷寺です^^

ここも芭蕉 奥の細道ゆかりの地、
その”那谷”の一文が刻まれた ”翁塚”と芭蕉句碑 です><;

Enatadera04
句は ” 石山の 石より白し 秋の風 はせを ” (奥の細道)

越前紅葉めぐり
情報で”見ごろ”のところを走りましたが、まだ少し早いところも多く、
北陸もやはり本格的な見ごろはこれからでしょうか。  📷 9日

2023年11月10日 (金)

越前紅葉めぐり 福井陶芸館

ブログの掲載も久しぶりですが、
福井県の越前エリアで紅葉が”見ごろ”との情報に、
ひとはし早く早く紅葉めぐりでもしようかと、
久しぶりに遠出のドライブ旅で越前の紅葉めぐりに出かけました^^
とはいえやはり”見ごろ”もあれば”見ごろ近し”のところと、
それぞれでしたが・・・まずは以前に”風鈴まつり”で訪れた
越前陶芸村の「福井陶芸館」です。

ちょうど”越前焼 四千色の陶あかり”が開催されていますが、
灯りが灯るのは週末?祝日の夕刻から ><;
ということで昼間の紅葉だけを楽しみました。

まずは隣接する「茶苑」から

Echizennt01
この周辺だけにある紅葉が綺麗です ^^

Echizennt02
茶苑への入口

Echizennt03
楽しむのは前庭の紅葉ですが、

Echizennt04
ここは無料で入苑、楽しむことができるようです^^;
楽しませてもらって陶芸館の「幽石庭」へ

Echizennt05
入口
前回訪れた時には気が付きませんでしたが

Echizennt06
池を中心にして見事な紅葉が広がります。

Echizennt07
Echizennt08
灯りが灯ると池泉回遊式の庭園を彩るように、
四千個の陶灯りが見事でしょうが・・・

Echizennt09
昼間に見る紅葉だけでも十分にきれいでした。

Echizennt10
館内に展示されている商品の灯りと、ガラス越しの庭園。
前回訪れた時も撮りましたが・・・
そのときは緑のモミジ葉だったのを思い出しました ^^;

越前紅葉めぐり
最初からちょっとビックリのスタートになりましたが、
この後は越前から加賀へと走ります。      📷 8日

2023年10月28日 (土)

銀穂が揺れる曽爾高原 ’23

今年は紅葉の見ごろが遅れそうななか、秋といえばもうひとつ ^^
奈良県曽爾村の曽爾高原!
お馴染みのススキが見ごろを迎えているという。
ここはハイキングもかねて毎年楽しみにしているところ ^^;
この日は快晴のなかドライブも兼ねて出かけました。

少し風がありますが青空が広がる曽爾高原!

Sonikogen01
まずは散策路から尾根道を
いつものように正面に見える”二本ボソ”口まで行きます ^^

Sonikogen02
戻る先は”亀山峠”
ここはススキもさることながら尾根道を回るのも目的 ^^

Sonikogen03
お亀池を回って散策路をまず登ります。

Sonikogen04
定番ですが、
”二本ボソ”口から見下ろす曽爾高原と”お亀池”。
しばし至福のひとときを楽しんだあとは来た道下り左手に見える亀山峠へ。

上り下りを繰り返し

Sonikogen05
亀山峠に到着 ^^
以前に比べてススキが少なくなっているように感じます ><;

Sonikogen06
下る道
この辺りもずいぶんと整備?されましたが・・・
やはりススキが少なくなりました。

Sonikogen07
戻った高原を周回して銀色に光るススキを楽します。

Sonikogen08
ちょうど太陽が中天にかかるころ ^^

Sonikogen09
ススキの穂が逆光に映えて綺麗です。

Sonikogen10
陽光がないとこうはいきませんが、
今年もまた綺麗なススキの銀穂を楽しみました。

夕刻が近づくと金色の穂を楽しむ人と交代です ^^  📷27日

2023年10月17日 (火)

南国八重山の旅 石垣御神崎灯台

今回の八重山四島めぐり旅では定番の観光スポットを巡りましたが、
最終日の午前中にフリータイムができました ^^;
さて、どうしようかと行き場所に悩みながら、
やはり海とはるかな島々が見れて石垣ならではのところへと探して。

石垣島西部の屋良部半島突端にある御神崎(うがんざき/おがんざき)。
標高約37mの高台に白亜の灯台が建ち、サンセットスポットでも知られ、
また海難事故の慰霊碑と菩薩像も建立されている異色の岬です。

駐車場から岬に向かうといきなり灯台が見えます。

Uganzaki01
いつもなら灯台周りからですが、
まずは灯台から先に延びる散策路で岬へと行きます。

Uganzaki02
散策路のと途中に見えるのは海難慰霊碑と観音菩薩像

Uganzaki03
岬の南に広がるビーチ
この辺りは穏やかな石垣の海とは違って荒々しい海だといわれます。

Uganzaki04
岬の先端へと続く道

Uganzaki05
振り返れば観音菩薩像と灯台

Uganzaki06
八重山丸遭難慰霊碑

さらに岬の突端へと出ます。

Uganzaki07
打ち寄せる波もそれほど荒くはありませんでしたが、
磐に砕ける波頭はやはり岬の景色でしょうか?

Uganzaki08
突端からの灯台

Uganzaki09
戻った灯台は周囲を回るだけでしたが
真下に見える断崖の海

Uganzaki10
霞む海上西側にはすぐ前に西表島、左に小浜島と黒島です ^^

できれば青空の下で見たかった景色でしたが、
こればかりは・・・ね ><;      ^^ 📷13日

2023年10月15日 (日)

南国八重山の旅 由布島

いつかは行ってみたいと思っていた八重山諸島!
気軽に旅行日がチョイスできるツアーがあり、つい申し込んでしまいました ^^
この時期の天気はあまり良くないと、後で知りましたが・・・
催行当日の現地は雨上がりの曇り空 ><;
とはいえ、初日は夕食だけですぐにホテルという旅の始まりです。

離島めぐりの観光ポイントは定番のお決まりコースでしたが ^^;
楽しみにしていた西表島の「由布島」です。

Yufisima01
石垣離島ターミナルを後に西表島へ、
仲間川マングローブクルーズのあとが 由布島でした。

西表島のすぐ東に寄り添うように浮かんでいるのが由布島

Yufisima02
由布島への水牛車乗り場

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ちょうど浅瀬になっていた海を、御者さんの弾く
三線と”案里屋ユンタ”の唄を聞きながらゆっくりと渡ります。

Yufisima04
水牛の島です ^^島の入口にある”水牛の池”で牛が休息?中

島全体が南国の花であふれる亜熱帯植物楽園になっていますが、
そんな中に蝶々園がありました。

Yufisima05
日本最大級の蝶という”オオゴマダラ”が飛び交います ^^

Yufisima06
他にも多くの蝶々が飛び交う園内

Yufisima07
あとは亜熱帯植物の茂る島内を散策

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海辺の近くにある由布島茶屋の傍には”マンタの浜”

Yufisima09
由布島と小浜島の間の海はマンタの通り道となっているそうですが、
ちょうど引き潮で砂地が多くとても綺麗とは言えませんでした ><;

Yufisima10
こちらは”ブーゲンビレアガーデン”
30種類以上の ブーゲンビレアが一年を通して咲くという ^^

Yufisima11
トックリヤシと、トックリヤシモドキの木が多い島内を
一周して入口に戻ります。

Yufisima12
この島はやはり牛さんでしょうか? ^^

西表島観光でも人気の「由布島」はほんとに小さな島ですが、
短い時間ながら、ここならではの魅力を楽しみました。  📷 12日

2023年9月29日 (金)

旧東海道 品川から日本橋へ

旧東海道歩きも最終章、歩き旅の2日目は距離が短く余裕旅 ^^
まずは宿の近く泉岳寺に立ち寄り拝観後のスタートでした。

Tokaidoksn00
今回の道筋は国道15号線をひたすら歩くのみ、
大都会東京の真ん中、立ち並ぶビル群のなかをひたすら行きます。

Tokaidoksn01
すぐに通り抜ける”高輪大木戸跡”
普通なら道を渡って近くで獲りますが、何せ幹線道路 
横断歩道が前後ともはるか先だけに道路越しです ><;

あとはもうひたすらビル群のなかを進むだけ

Tokaidoksn02
田町駅の近くで偶然見つけましたが、
工事柵の中にあった「西郷・勝会見の地碑」です。

観光ならば見たいところはいくつかありますが、
とにかく東海道を歩き終えてからと先を急ぎます ^^;

浜松町、新橋と過ぎて銀座へ

Tokaidoksn03
新橋近くの銀座口にある「銀座柳之碑」
お馴染み東京行進曲の”むかし恋しい銀座の柳・・・”ではなく、
植えてうれしい 銀座の柳・・・”と銀座に特化した歌詞という
ただ、今はもう柳並木を見ることはありません。
 
Tokaidoksn04
銀座八丁目から銀座通り
実に半世紀ぶりの銀ブラで日本橋を目指します ^^

Tokaidoksn05
時計のない(修復中?)四丁目の服部ビル(現和光ビル)

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銀座通りを過ぎると京橋、
高速道路下の草むらに隠れるようにある”京橋の擬宝珠”

Tokaidoksn07
京橋を過ぎると日本橋はすぐ

Tokaidoksn08
首都高の壁面にかかる「日本橋」の文字
高速道路の建設で往時の面影はないといわれる「日本橋」

Tokaidoksn09
橋の中央にある麒麟(きりん)像の電飾灯、
日本橋到着!です ^^
これにて京都三条大橋からの旧東海道歩きは完歩です。

Tokaidoksn10
日本橋船着き場

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橋の袂、北東角にある乙姫広場の乙姫像と「日本橋魚市場発祥の地」碑

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そして橋の西側にある日本国道路元標のレプリカ、
道路元標は道路の中央に埋め込まれていますが撮っていません ^^;

芭蕉を追って歩き始めた旧東海道、
目的は芭蕉紀行の句碑巡りでしたが、これにて全行程を歩き終えました。
次なる目標は・・・また気の向くままに ^^;    📷 25日

2023年9月27日 (水)

旧東海道歩き 神奈川から品川

芭蕉紀行を歩こうと芭蕉句碑をめぐり各所の旧道を歩き始め、
紀行文のひとつ、”野ざらし紀行”を追っかけて吉原から歩き始めた旧東海道。
気の向くままに歩いてきましたが、
いつの間にか箱根峠を越えて江戸は日本橋までと目的が変わり ^^;
その江戸(東京)が近くなりました。

前回は保土ヶ谷から神奈川へと入りましたが、残りは28kmとわずかになり、
東京地区は涼しい日が続くとの予報に最後の歩きに出ました。
正直横浜から日本橋まではほとんどが第一京浜(国道15号線)と
付かず離れずで見どころはあまり期待できません ><;

Tokaidoks01
今回は前回の続きで横浜駅から、
駅を出て国道に出るとすぐに跨線橋を越えた「神奈川宿」です。

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少しの間旧道らしくなりますが、その神奈川宿もわずかな区間 ^^

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ふたたび国道に合流する手前、キリンビールの敷地傍にある

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生麦の”生麦事件の碑”があります。
文久2年(1862)、薩摩藩島津久光の行列の前を横切った
イギリス人3人が、藩士により殺傷された事件でした。

生麦から鶴見へ入り”鶴見橋関門旧跡”を見ると

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すぐに鶴見川を”鶴見川橋”で渡ります。

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しばらくである「市場の一里塚跡」碑
この辺りは静かな道で旧道歩きを楽しみます ^^

この先、八丁畷の無縁塚を見ると川崎

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その入り口にあった小公園に「松尾芭蕉の句碑がありました ^^

立派な碑には ”麦の穂を たよりにつかむ わかれかな”
芭蕉が晩年故郷の伊賀に返る途中に詠んだもの。

児のsと川崎宿になりますが、町筋に見る者もなく ^^;

Tokaidoks08
宿の案内はこの「かわさき宿交流館」で・・・ ><;

Kawasaki
海道に戻ると”田中本陣跡”の解説版がありますが、
すぐに六郷の渡し・多摩川を新六郷橋で渡ります。

Tokaidoks09
この日は日曜日でもあり、多くの人たちが橋を渡っていました。
渡った先は東京と大田区、やっと東京へ入りました ^^

この先、長い国道歩きが続きますが

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大森海岸駅を過ぎて国道から離れると、すぐに「鈴ヶ森刑場跡」に出ます。

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多くの罪人が処刑されたところですが、
見せしめのために人通りのある街道筋に置かれたとか・・・。
あとは品川の商店街を抜けて行きます。

Tokaidoks12
南品川宿と北品川宿の間に流れる目黒川、
渡る橋は「品川橋」ですが、また境橋とも。

すでに夕刻 ><;

Tokaidoks13
黄昏迫る北品川宿の街道筋、
この日は工事中で何かよく分からない品川駅まででした。

歩いてきました旧東海道、残すは品川から日本橋まで、
あと8kmほど、最後の歩きは翌日に ^^   📷 24日

2023年9月23日 (土)

伊予 今治城

愛媛県今治市にある「今治城」
築城の名手、藤堂高虎が瀬戸内海に面した海岸に築いた大規模な平城で、
別名を吹揚城(ふきあげじょう)とも
 。
かっては外堀、中堀、内堀と三重の堀で囲まれ、
北側は海に面した輪郭式の城だったそうですが、
現在内堀以内を残すのみ。

まずは江戸時代から残るその内堀と石垣

Imabaric01
この美しさにはちょっと予想外でしたが ^^
見える隅櫓は再建された御金櫓で、その先に天守が見えます。

Imabaric02
正面入り口に回り大手門から、
渡る橋はかっては土橋だったという
正面には鉄御門(くろがねもん)と右手に鉄御門・武具櫓(再建)。

Imabaric03
突き当りを右に折れると鉄御門
桝形に折れる典型的な枡形虎口で入城します ^^

Imabaric04
入った先はすぐに二の丸跡
手前に建つ”藤堂高虎像”、奥にすぐ天守が見えます。
現在残る城址はほゞ資格の内郭だけにシンプルです ^^;

Imabaric05
二の丸を進むと右手に本丸跡と天守ですが、
現在の本丸跡には「吹揚神社」が建てられていて、
天守へはその手前の門をくぐります ^^

Imabaric06
今治城天守
1980年(昭和55年)に再建された5層6階の模擬天守。
この時期に内郭の櫓群や主要建物が再建されているそうです。

天守内は撮影禁止のため最上部から ^^

Imabaric07
360度の眺めが楽しめますが、ここは瀬戸内科に面した海城!
チョイスしたのは北に見える

Imabaric08
今治港としまなみ海道です ^^;
この内堀は海水が引かれているので知られますが、
その取水水路は今治港からとか。

跡は再建された隅櫓群

Imabaric09
こちらは山里櫓ですが、北隅の鉄御門・武具櫓、東隅の御金櫓、も必見 ^^

Imabaric10
西の山里 口から眺める天守

Imabaric11
山里側からの山里櫓と天守もやはり現存する石垣と相まって綺麗です。

Imabaric12
最後は北西側に出て眺める城郭!
二本三大水城に選ばれている今治城ですが、
何とも美しい城を楽しませてもらいました 。

四国の名城も数ありますが、この「今治城」もまたそのひとつ。
まだまだ見たいお城がありますが、さて次はどこへ? ^^   📷 19日

2023年9月21日 (木)

金比羅宮

香川県琴平町にある「金刀比羅宮(ことひらぐう)」。
象頭山(ぞうずさん)の中腹に鎮座し「こんぴらさん」の愛称で親しまれ、

参道口から御本宮まで785段、奥社までは1,368段の石段もまた有名 ^^;

15年ぶりの参拝でしたが、後期高齢者となっての石段道に挑戦?でした。


ちょうど113段目の石段から始まる”一の坂”参道に入り

Konpiras01
ここが294段目の大門下
前回はここでカメラが故障して、この先はスマホでの撮影でした ><;
今回はしっかりと確認しておりました ^^;

Konpiras02
すぐに大門到着、365段目 本宮まではあと420段 ^^;
しばらくはまっすぐな平坦道を行きますが、すぐに石段です ><;

Konpiras03
表書院前で477段目、
目の前の石段を登って500段、さらに右に曲がって
「祓戸社」前に出ると595段目 ^^

Konpiras04
628段目を数えるとようやく?「旭社」です。

あの”森の石松”が代参でご御本宮と間違え刀を納めたという御社、
総欅二重入母屋造で、天保八年に建立されたものだけに
気持ちがわかります ^^; こちらは下向時に参拝するそうです。

ここで一休みされる方も多いですが、石段は最後の急登に

Konpiras05
御本宮直下の石段は4段坂、この133段先が御本宮、
いちばんの急階段だけに
ここはゆっくりと行きます ^^
(15年前には感じませんでしたが・・・しんどかった ><;)

Konpiras06
そして「金比羅宮本宮」に到着、ここで785段目クリアです ^^

Konpiras07
参拝の後はやはり展望台からの景色を楽しみます。
琴平の町と左手には”讃岐富士(飯野山・422m)、

ひと息入れた後は「奥社」へ

Konpiras08
ここからさらに583段の石段道が続きますが、
最初は急な石段坂はありません ^^;

Konpiras09
せいぜいこうしただんだん坂ですが・・・

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途中923段目の石段先にある「白峰神社」、
奥社まではあと445段の石段です。

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奥社があるところは標高421m ^^;
この辺りはもう山登りの感じになってきます。

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奥社直下の最後の石段道

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登りきると奥社の「厳魂神社(いずたまじんじゃ)」到着
参道入口から1368段の石段道でした。

Konpiras14
御宮左手の断崖にある”天狗”と”烏天狗”の石面
奥社の御守りは”天狗御守”、
白色の四ッ目紐と赤色の四ッ目紐の2種類があるそうです。

15年ぶりに訪れた「こんぴらさん」。
懐かしい石段の参道参詣もしっかりと撮影してきました ^^; 📷 18日

2023年9月20日 (水)

備中高松城址

天正10年(1582)織田信長配下の羽柴秀吉による
”高松城水攻め”で知られる「備中高松城」。
今は城址公園として整備されていて往時の面影はりませんが、
一度は訪れたいと思っていたところ ^^;
以前に「備中松山城」を訪れて以来の岡山は備中城址です ^^

備中高松駅から城址公園には徒歩ですぐですが、
まずは水攻めのときに造られた築堤の東端がある”蛙ヶ鼻”へ。

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あいにくの雨に中、駅から東に歩いて日本三大稲荷という
「最上稲荷(さいじょういなり)」の大きな鳥居をくぐります ^^

ここから農業用水の傍を東へ1kmほど歩くとある公園

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ここが築堤された堤防の東端で唯一残る場所とか
備中高松城址公園は見える鳥居のはるか先、住宅のあるあたりが
かってあった城辺りになり、水攻めの広さが思い浮かびます。

その城址へと向かいます ^^

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その備中高松城址公園

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入口にあるモニュメントは
中央に城と、その周りを取り囲む秀吉軍の布陣を表しているようです。

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まずは二の丸跡から反時計回りで
途中、左手に広大な蓮池、右手の城址資料館を見て

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本丸跡への橋を渡ります。

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本丸跡はやや高くなった平地のみ

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左手にある”清水宗治の首塚”
秀吉が宗治切腹後に家臣につくらせたという供養塔で、
秀吉の本陣があった石井山から移されたものよいう。

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本丸から南へと回って行きますが、
沼に囲まれていたという備中高松城はその要害を攻めあぐねた秀吉により、
逆に沼を利用した築堤により水攻めにされることになります ><;

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城址の南端

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ハス池に咲き残っていた”宗治蓮”
沼の復元により自然に開花したという・・・

”備中高松城水攻め”は本能寺の変による信長の死により急変、
和睦を急ぐ秀吉との間で城内五千の命と引き替えに・・・と、
城主宗治は城を出た小舟の上で切腹します。

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第一駐車場から東へ少し行くとある「妙玄寺」。
境内には「清水宗治自刃の地」供養塔があります。

駅へと戻る途中にある「舟橋」

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沼地に造られた備中高松城は、周辺と城をつなぐ道には
川舟を並べ、その上に橋を変えた舟橋が多くあったという。

和睦を成立させた秀吉は、この後あの”中国大返し”を行い、
山崎の合戦で明智光秀を討ち天下統一へと突き進みます。
その大きな転機となった「備中高松城址」を訪ねました。  📷18日

2023年9月11日 (月)

越前海岸ドライブ!越前岬から東尋坊

残暑が厳しく秋の気配すら感じない初秋ですが、
季節外れ(私的には)の越前海岸もまたよろしいかと ^^
いつもは冬の水仙とカニが目当てで走る越前海岸のドライブでした。
敦賀から河野しおかぜラインに入り、漁火街道へ。

少し不安定な天気が心配でしたが、
最初の目的地”越前岬・越前灯台”がある水仙ランドです。

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いちばんの高台にある第一展望台まで行き見下ろす越前岬灯台(二代目)。

天気は雨上がりでちょっと冬を思わせる日本海ですが、
ここであまり晴れた海を見た記憶がありません ><;
ここから水仙ランド内の散策路を下ります ^^

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冬にはたくさんの水仙が迎えてくれる水仙ランドは岬にある施設

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今回は何もなく灯台を見て海岸沿いをさらに北へと走るだけ ^^;

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少し走って呼鳥門トンネルを抜けると
風と波の侵食で岩に穴がぽっかり開いた洞穴があります。

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今は綺麗に整備された「呼鳥門園地」ですが、
かっては国道305号線が通った自然のトンネルでした。

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何度もくぐった旧国道の自然のトンネル ^^
ひさしぶりの立ち寄りでした。

いつもはここから海岸線を離れて内陸部へと入りますが、
この日は長居をする事もなく時間に余裕があったためさらに北へと走ります。
この先は坂井の三国港ですが、こちらもカニはまだ時期外れ ^^;

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漁港から先へと走ると「東尋坊」です。

約1kmにもおよぶ大規模な柱状節理は国の天然記念物指定^^

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いまさらながらの定番写真になりますが 

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もう何十年ぶりか?の訪問 ><;
懐かしさを越えた新鮮味がありました。

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各所にある柱状節理の名勝地はたくさん見ていますが、
あらためてその形状を楽しみました。

この日は遊覧船は欠航、岩場からの観光だけでした ^^;

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東尋坊から見る「雄島」
今回も立ち寄ることができませんでしたが、
ここもいつかはと思いながら・・・ ^^

敦賀から走った越前海岸ドライブ!
懐かしい沿線の景勝地をめぐった1日でした。  📠 9日

2023年9月 5日 (火)

越中八尾 おわら風の盆

夜に出かけることが少なく、祭りやイベントにはご無沙汰でしたが、
この日は念願でもあった伝統行事の祭りへ。
富山県の八尾で開催されていた「越中おわら風の盆」です ^^
いつかは見てみたいと思っていた”風の盆”は超人気だけに、
なかなか機会がなかったんですが、昼の出発、夜行で早朝の帰着という、
ただ祭りだけを見るだけの企画に参加しました。

踊りが始める30分前に到着ということで、
すぐに町なかへ出て祭り見物・・・載せるのは順不同です ^^

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道筋には雪洞が灯り何とも雰囲気がある町なか ^^
撮影はなるべくその雰囲気を出そうと、
素人なりに考えすぎた感もありますが ><;

そこはご愛敬で ^^

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まずは”女踊り”の町流しから

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人気の祭りだけに道の両脇にはすでに観客でいっぱいでした ><;
予想はしていましたがそれにしても撮るのに苦労します。

一応フラッシュ禁止ですがスマフォでの撮影も多くそこは、ね^^

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”男踊り”も混じった踊り手の後には地方(囃子方)が続きます。

八尾には11の町があり、各町で踊りが行われ、
その踊りを見て回ることになりますが・・・最終時間は午後11時 ^^;

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何せ初めてのため町間を移動するにしても下調べは役立たず、
どうしても行き当たりばったりになります ><;

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こちらは人気の「おたや階段下」という錦町の舞台

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すでに超満員で ><;高台からの撮影
終わるとすぐに移動しますが、次の町へも足の向くままになりがち。

”日本の道百選通り”がある諏訪町

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その百選の道を町流しが通ります。

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哀調を帯びた胡弓と三味線の音色に唄が合わさり、
まさに”唄は楽器に応え、楽器は唄に応える”というコピーどおり ^^

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やはりこの町には似合いの受け継がれた伝統の踊りでしょうか?

この日の最後は東町でした。

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「八尾ふらっと館」で見物しましたが、
この踊りにはまたビックリ!これも舞台形式だそうですが、
二階のベランダを使った総踊り(輪踊り?)でしょうか。

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ちょっとシルエット調になりましたが、これもまた良しか ><;

「越中八尾 おわら風の盆」!
この日は3時間半という観賞時間が短く感じるほどでしたが、
足の向くままに楽しんだ念願の踊りでした。    📷 3日

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